世界連邦埼玉県支部 | 山根りゅうじ


徒然に

政治・経済等一覧

2015.11.24
大阪ダブル選挙結果の影響について

参院選挙で積極的擁立をしてくるとなれば、当然、定数3以上のところをおおさか維新は狙ってくると見なければならない。つまり、わが埼玉でもその可能性大とわたしは思う。自民、公明は手堅く残り1議席を共産、おおさか維新と民主が争うという構図だろう。次世代の党とおおさか維新は合併し、維新の党と民主が恐らく一緒になるだろうが、それほど大きなインパクトは起きないと思う。となればまた自民の独り勝ちということになるのだろうか。それが国民の幸せに繋がるとは私には考えられず、さらに国民間で格差がどんどん広がっていくこととなるのではないか。確かに民主党は未熟で失敗もあったけれど、格差を大幅に縮小してきたことは間違いない。長い目で健全な野党を育てる意識で民主党を大きくしてもらはなければ結局、、更なる格差社会が現出してくるのは間違いないtと考えるのは牽強付会だろうか。

2015.11.15
衆議院の解散の時期

当てるのは難しいが総理の個性と思いから、一応想定して代議士は自分で選挙戦略を考えておかなければならない。安倍総理の一番の目標は憲法改正にあることを考えれば、参議院をどう与党勢力で三分の二以上の議席を取るかが最大の選挙戦略になる。と、すれば衆院との同時選挙が断然有利と見れば断行するのではないか。もちろん、党独自で世論調査を綿密に行って確信を得てからのことではあるが。
 私が現職の代議士だったら来年の7月を想定して行動計画を作っておきたいところだ。難しいのは消費税のことや様々な政治課題で政権が揺れ始めてくると、予測不可能な事態も考えられる。そこで党本部が慌てふためき実際の解散が行われる前に何度か解散準備を候補者に命じてくることだ。事務的な準備は良いとしても、そこで少ない選挙資金を使い切ってしまっても党本部は新たな追加資金を潤沢に用意してはおらず資金援助は無理だろう。、結局は何時、金をどのくらい使うかは候補者自身の責任での判断ということになる。解散がいつになるかの見通しも候補者の政治能力の一つとなっている。

2015.11.10
ミャンマー総選挙について

 アウンサンスーチー氏が率いるNLDが勝利したことを日本も含め欧米西側陣営は高く評価し期待を高め彼女を改めて称賛することになっていくのだろうが、国民にとって幸福の扉が開かれていくことになるのかは疑問だ。彼女の今日までの発言は一国の指導者として見た時、様々な問題があるように私には思える。国政選挙で勝利しても党所属議員に登院をボイコットするような発言をし、その後すぐに撤回したことがあった。また、今回、大統領になれなくても自分はそれ以上の存在になる、といった発言はとても民主主義者の発言とは思えない。率直に言えば傲慢で独裁的である。
 アラブの春がもたらしたものが結局、国家の混乱と国民の不幸の増幅に終わったことが脳裏をかすめる。ミャンマーは少数民族問題が複雑で本当に彼女の政治的力量で国を治められるのか私は疑問だ。国の英雄の子女として育った氏がこれから現実をしっかり見据えた政策を打ち出していけるか否かを注目していきたいと思う。韓国の朴大統領と同じような境遇をもつ氏が二重写しになって見えて仕方ない。

2015.11.01
日中・日韓首脳会談について

 中韓両国とも日本に対し歴史問題で厳しい注文を付けてくるが、真に歴史問題に向き合おうとする勇気も決意も全くないことだけは明らかである。両国にとって反日のための歴史問題であって最初からまともに取り組む気など全くないのだと思う。政治的に使える史実をピックアップしてつまみ食いしようとしているのが、見え見えである。両国とも共同歴史研究を専門家同士でさせましょうと言っていても、いつも途中で逃げ出しているようである。
 中国は日本が「貴国を侵略した」と認めた時点で守勢に回り、天安門事件のところでもう全く論議に参画できなくなってしまった、という。韓国も現朴大統領が共同教科書作りの提案をし専門家同士の話の中では、韓国側の主張の根拠を日本側が求めると開き直ったりしているようだ。「日本は大国なのだから」「韓国への愛情はないのか」といったたぐいの話ではぐらかしてくるようである。両国とも真正面から歴史を真摯に受け止める姿勢は感じられない。私の思いは両国と共同研究に携わった人の話からの感想である。
 それでも、安倍総理には耐え抜いて両国との首脳会談に臨み一歩前進をはたしてほしいと思う。
 CAT:9

2015.10.30
松本剛明 元外務大臣の民主党離党に思うこと

 明治の立役者、大久保利通の血を引く松本さんの離党はとても残念な思いがする。学歴も血統も申し分のないエリートでありながら全く偉ぶることなく、人への気遣いを持つひとであった。民主党政権で外務大臣を務めたが、日本外交の舵取りを官僚主導ではなく政治主導でやろうとされ大臣、副大臣、政務官の5人で種々の外交案件を徹底して協議したうえで決めていくという手法を採られていたと聞いている。4人の民主党政権での外務大臣がいるが大臣の個性、考え方によって外交の運用は全く異なっていたと思う。
 離党の本音の原因は解らないが仮に自民党に行くとしても、いばらの道を歩くこととなるかもしれない。行く末はわからないが社会党から自民党に移り鈴木善幸さんのように総理になった人もいることも事実だ。
 こういった場面で後から名前が出てくるのは、二階俊博さんである。あるいはこの方が後ろ盾になっているのだろうか?今の政界では後輩への面倒見のいい数少ない政治家であり人望が厚い人なのだが・・・
 CAT:9

2015.10.29
共産党の連合政府構想について

 昨日、民主党の党員・サポーター集会が開かれ岡田代表がスピーチで「政策に大きな違いがあり、連合政権になったとしても直ぐに分裂するようなことになるのだから連合政府を前提にせずに選挙協力の話をするべきではないか。特に参院選挙では1人区の調整が大切ではないのか」といった話をしておられた。
 先に行われた宮城県議選挙では、共産党が倍増し民主党が二議席減らしたことを見れば私にはこの構想は、共産党を利しわが党に不利益となるように思えてならない。仮に参院選で若干の議席を増やしたところで、長い目で見れば大きな、というより決定的なイメージダウンになるのだと思う。
 共産主義の本質、あるいは世界史的に歴史を俯瞰すれば、連立政権を取るまでは物分りよく協調的だが、一度、単独政権を取ると牙をむきだし何万、何十万という人々を虐殺してきた歴史に目をつぶるわけにはいかない。
 日本共産党も未だ‘敵の出方論‘を変えていなかったのではないか。つまり暴力革命を否定してはいない、というのが私の認識である。天皇(制)についても、今回の日米安保容認についても、一時的な受け入れ表明であって肯定ではなく、ましてや積極的な評価、容認ではないことに括目しておく必要がある。

2015.10.28
仲井眞弘多 前沖縄知事の話

沖縄で何度かお会いしてお話したことがあったが、こちらは講演をお聞きするという立場であったので特にご挨拶することもなく1聴衆としてお話を東京で聞かせて頂いた。
 普天間基地の辺野古移設については苦渋の決断だったというお話の後、県が自分で承認したものを自分で取り消すというおかしなことになってしまった、という事態について苦しい胸の内をご披瀝されていた。”無念”の思いは聞くもの誰しもに伝わってくるものがあった。
 折しも、県の決定に異を唱え政府が代執行の構えを見せているときであり、前知事の話をしわぶきひとつなく固唾をのむように皆、耳を傾けた40分であった。
 ここからは、私の私見であるが翁長現知事がここまで真正面から政府とぶつかってくるともう政治的な落としどころは見つけられないのではないか。最後まで正面突破を貫き司法の判断にゆだねるところまで行ってからでないと、何らかの解決策を模索するという状況は築けないと思う。普天間には3度行ったが、この間、唯々事故が起こらないことを祈るのみである。

2015.10.23
周近平国家主席の訪英での雑感

エリザベス女王の馬車にまでの同乗は行き過ぎだったのでは、と私などは考えてしまう。キャメロン首相の事実上の措置だったとしたら後世、後悔しないだろうか?記者会見では記者から人権問題について質問があったが、中国の今後は混迷の危機リスクは依然、高いものと私は見ている。いくら経済関係重視といっても馬車に同乗という形で女王までお出ましいただく必要があっただろうか。行き過ぎの感は拭えない。
 国際会議で何度かキャメロン首相とはお会いしているが、いつも自信に満ちエネルギュシュな人という印象で仕事を楽しんでいるという感じである。一方の周主席とは一度もお会いしたこともなくテレビを通して見ているにすぎないが、威風堂々としていて存在感は他を圧している。中国の指導者は13億人を束ねていくという途轍もない仕事をしているわけで、それ故に人物も大きくなっていくのかもしれない。人権問題の質問を受けてもたじろぎもせずシャアシャアと答える姿は並みの神経ではできない。独裁国家や新興国家の指導者に共通する迫力は、国内の闘争において
命がけで登りつめてきた故に身についたものなのだろう。
 生前、昭和天皇の侍従長をされていた入江さんは「陛下との会談を終えられてくると皆さん穏やかなお顔で出てこられるんですよ」と語っておられるが、別格の人格をお持ちだったのだろう。正に玄徳というものだったのかもしれない。

2015.10.20
過去の責任

高木復興大臣が30年前に起こしていたか否かという、下着泥棒疑惑について定例?の会見で釈明するのをテレビ中継で見たがなんとも息苦しい気がした。私も定例記者会見をしてきた経験があるが、何を聞かれるか事前の通告があるわけでなくかなり緊張するものである。加えて今日の会見では件の問題の質問は想定していただろうが、気が重く圧し掛かっていただろうことは想像に難くない。
 状況証拠的なものがあったか否か判らないが、少なくとも法的に問題はなかったとすれば、30年前の問題を蒸し返していくことが果たして妥当なのだろうか。橋下大阪市長を批判するのに親族の過去を暴き立て、市長の強い抗議で週刊誌側が謝罪・撤回したことを思いだすが、このことを国会で取り上げることは少し慎重であった方が良いのではないか。公人であるからこそ、という論理も成り立つが、一般社会にも影響を与えることもあり得るわけで、過去を背負った人の更生にブレーキをかけるようなことになってはならない。
 わたしは民主党の立場ではあるが、党派を越えて危惧の念を拭えないのだが・・・・

2015.10.15
民主社会主義者

アメリカ民主党大統領候補のサンダース氏は自ら「私は民主社会主義者」といっている。北欧の福祉社会を高く評価しているのだろう。多くの日本人は民主社会主義についてあまり耳慣れていないだろうが、わたしには懐かしい響きがある。自民党にとって代わることのできる現実的政策を持った唯一の政党として1968年にわたしが入党した政党が、民主社会党であったからだ。今日では民主社会主義は理念としては依然、高い意義を有するが歴史的には大きな役割をはたして新たなイデアに昇華していくことになるのではないかと、わたしは思っている。
 さて、サンダース氏は民主党の討論会でクリントン候補の所謂、メール問題について国民ももううんざりしていると発言し、この問題を政争の具としないことにしていた。私の感性では’男をあげた’と思う。73歳、大人の政治家という感じだった。
 CAT9


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