世界連邦埼玉県支部 | 山根りゅうじ


統合医療

西洋医学と世界の伝統医療を組み合せ・融合させて個々人に合った医療を提供する
統合医療の推進を!

統合医療とは・・・

 医学、医療の中核に西洋医学医療が在るのは間違いありません。しかし、人の疾病に大いなる成果、貢献を果たしてきた西洋医学・医療ではありますが、それだけでは物足りず、それぞれの国に於いて、発展してきた伝統療法を併用する人々が半数を超えているというデータもあります。
 日本の医療は近代までは漢方、針灸・按摩が主流となっていました。世界の伝統医療の中では中国の太極拳や気功は、愛用者が海外にも広がっています。
インドでは5000 年の歴史を持つアーユルヴェーダがあります。これは患者一人一人に合ったオイルを塗り込むなどの手法で目に見えない邪気を払い体内のエネルギーを良好なエネルギーで循環させるというものです。この他、アメリカでは先住民の治療法もあります。
 このように世界各国では様々な伝統医療が長い年月をかけ確立されていますが、ここ100 年程で主流となった西洋医学・医療の正当性は科学的立証、エビデンス(根拠)にあります。この基準に世界の伝統医療はフルイにかけられ評価されてきた傾向がありますが、現代科学が今日段階で立証できずとも、その効能は顕著なものもあり、西洋医学の側から、伝統医療を再評価する気運が1970 年頃から湧き上がってきました。
 これは近代文明があらゆる方面で行きづまり東洋文化・思想が見直されるなど、新たな道を探り始めたことと無関係ではありません。アメリカでは、1992 年に国立衛生研究所に代替医学局と栄養補助食品局が設置されました。“代替”とは文字通り西洋医学に替わるものあるいは、これを補うもの、といった意味に用いられています。
 イギリスでは、現代医学と代替医療を統合しようという方向性が国家レベルで動いています。チャールズ皇太子も推進者の一人ですが、スピリチュアル・ヒーリングさえ医療現場に導入されたりする時代になっています。
 我が国では、平成13 年に日本統合医療学会が設立されていますが、未だ国家レベルの推進には至っていません。西洋医学から代替医療、そして統合医療への道のりには厳しい大きな壁が立ちはだかっています。しかし、一人一人の命と健康を守ること。又国家財政の健全化にとっても、医療費抑制には統合医療の普及、促進は待ったなしのところにきていると言えます。



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