山根りゅうじ|川越市政をガラッと変える市民の党|元参議院議員 元外務副大臣


トピックス

我が家の戦争とくらし

 異母兄弟の長男が中国で戦病死している。終戦の翌年昭和21年のことである。父の先妻は病死しているが、戦後、再婚した父の後妻との間に生まれたのが私で一人っ子である。異母兄弟は6人だが皆からは戦病死した長男に顔と雰囲気、話し方までもがそっくりと言われたりしていた。確かに写真を見ると外見が似ている。その兄の遺族年金は父におりてきて、死んでも親孝行していると兄弟皆がよくいっていた。乏しい収入の中で遺族年金は有り難かったに違いない。 
 東京大空襲のことなど無口な父に代わり母がよく話していた。防空壕のこと、焼夷弾の恐怖、爆撃機B29のこと・・・。色々な話の中で戦争の恐ろしさを覚えつつも、私には戦病死した兄のことがいつも年金と付いてイメージされてきた。兄はどんな人だったのか、私とどう似ていたのか、もしかしたら自分は兄の転生なのか、そんな思いを8月15日に巡らせることも度々であった。 



2016.08.15|徒然に

TOP