山根りゅうじ|川越市政をガラッと変える市民の党|元参議院議員 元外務副大臣


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命の終焉

 蝉があちこちに死体をさらし、ミミズが僅か3メートルのアソファルトの道を横断できず命尽き日干しにされ、その上に蟻が群がっている。トカゲも車に轢かれでもしたのだろうか、乾ききり白色化した屍が見捨てられたように晒されている。歩車道分離帯の端に堅いアソファルトを突き破って出てきた名も知れぬ草花も花をしばらく咲かせた後は、枯れ果てていた。じりじりと照りつく夏の日差しは残酷である。 
 今でこそ孤独死が決して例外ではなくなっているが、多くの人は家族に癒され、励まされ、見守られ、惜しまれて旅立っていった。犬の散歩で見る身近な動植物の死の現実を目の当たりにして,この年だからこその感慨ではないが人と生まれてきたからこその臨終の有り難さを改めて感じ入っている。
 動植物は人間のような死への恐れや不安、生への執着はないのだろうか。晩夏の今、政治活動に明け暮れる時を過ごしていても尚、生と死を絶えず思わずにいられない癖は、若い頃から変わらない私の習性である。 



2016.08.12|徒然に

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