山根りゅうじ|川越市政をガラッと変える市民の党|元参議院議員 元外務副大臣


トピックス

太宰治のこと 

 今日の朝日の夕刊に太宰治の娘さん作家・太田治子さんのインタビュー連載の第一回の記事が載っていた。太田さんは68歳で私と同い年であり、誕生のその年に父である太宰治が入水し命を絶っている。子供のころから今日に至るまでどのように思い生きてこられたのか、同年の人間としてとても興味深い。明日以降の連載が楽しみである。今でも太宰人気は衰えることはないと思うが、かつて流行った性的人間か政治的人間かといった二分法では明らかに性的人間であった太宰を政治的人間であった人から見れば、今も当時も厳しく白眼視する人は多い。
 以前、戦前の共産党・中央委員長でありその後転向し右翼の黒幕となり実業家としても成功してきた田中清玄の自伝インタビュー本を読んだことがあった。その中に太宰について語った箇所があり散々な評価だったのを覚えている。弘前高校時代の評判について「女々しかった」とか「活動的な男でなかった」といった類のことに過ぎなかったが、いつの時代でも2種のタイプの人々はそれぞれ心を交わらせることは稀だろう。
 私自身は政治家だったのだから、政治的人間であることは間違いないがその枠にはめ込まれるとすると、心の中に少し抵抗も生まれる。自分にもある種の女々しさのあることも確かで自分では多様な人格と位置付けておきたい。



2016.06.13|徒然に

TOP