山根りゅうじ|川越市政をガラッと変える市民の党|元参議院議員 元外務副大臣


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舛添都知事と私の会話

 テレビで会見を見させてもらった。都知事はこれで何とか乗り越えたい、との思いなのだろうが都民の信頼を再び得るのは並大抵のことではないだろう。実務能力は高い人だと思うが、任期中に今回の問題を払拭できるほどの画期的な実績を都民にお見せできるほどのメニューがあるのだろうか。それにしても、長時間の記者会見の間、ある種堂々と受け答えする姿を見て決して嫌味や皮肉ではなく心の折れない強い人だなと思った。
 前にも書いたが、舛添さんとは参議院同期で友達ではないが私にとってはカモ猟も一緒に行ったこともあるなど、身近に感じられる自民党議員の一人であった。その彼に当選後、1~2年経った頃だったろうか普通なら失礼な質問だったろうが、同期のよしみとの思いもあって「政治献金は一か月どのくらい集まっているの」と聞いたことがあった。そうしたら率直に「大体20万円くらいかな」と答えてくれた。
 私が知りたかったのは、当時、テレビにでずっぱりで超有名人である人にどれくらい国民の皆さんは献金するものなのか、という点にあった。つまり日本国民の政治家に対する献金意識に私の関心があった。この人でさえ20万円なら我々無名の国会議員が一般国民の皆さんに献金のお願いをしてみても、現実には限りなくゼロに近いのだろうなとそのとき直感した。個人の政治家を対象とした政治団体ではないが、事実、旧民主党本部に献金されて来られる方はほとんどいなかった。党の予算の90数パーセントは国からの政党助成金である。
 しかし政党本部への献金の実態は党によって全く異なっているのだろう。公明党や共産党のような熱烈な支持者に支えられているところは、一般支援者からの献金も多いのかもしれない。
 政治と金のことは実態を国民の前に明らかにしたうえで、議員経験者や学者など専門家の間で徹底議論しつくして新たな制度設計をしておくべき時期に来ていると思う。国の有能な人材が政界や官界を忌避するようになれば、日本の衰退に直結するになるのだから。



2016.06.07|政治・経済等

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