山根りゅうじ|川越市政をガラッと変える市民の党|元参議院議員 元外務副大臣


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蜷川幸雄さん死去の報に接して

 埼玉県民は偶々、川口出身という縁を得て、蜷川さんにさいたま芸術劇場で高齢者による劇団を立ち上げていただき、多くの高齢者に夢や希望、励ましを与え続けてもらうことができた。テレビで葬儀の模様が伝えられていたが、埼玉の高齢俳優のインタビューが少しでも流れてほしかったと思う。それで蜷川さんの新たな社会への貢献が改めて全国的にも知られることとなった筈だ。
 女優の太地喜和子さんが生前、蜷川さんに「お願いですから俳優をやめてください。それでないと私は蜷川さんを尊敬できなくなりますから」と俳優をやめ演出一本の人生を迫った、という話をされていたのを思い出す。俳優としては1流には届かず、演出家として超1流と見抜いての進言だったのだろう。演劇人としては全く未知の人であった小栗旬、藤原竜也を早くから見出し育てた慧眼も又、蜷川さんの超Ⅰ流の証だ。
 歌手の五木ひろしを見出した山口洋子さんは、テレビの10人抜き歌番組で「この人には男の色気を感じます。…・私しかわからないかもしれませんが」とその時評していたのを覚えている。この番組で10人勝ち抜きを達成しⅠ流の歌手としての階段を駆け抜けていかれたわけだが、あの時、私には五木さんの色気なるものが全く理解できずにいたが、その後の活躍ぶりから次第に解るようになってきた。各界の超1流といわれる人々には若手の可能性を見出し、引き出す才能も又、備わっているのかもしれない。
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2016.05.17|徒然に

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