山根りゅうじ|川越市政をガラッと変える市民の党|元参議院議員 元外務副大臣


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夫婦同姓規定の最高裁判決と衆院定数問題に思うこと

 現行の憲法は今日の社会環境を想定していなかったもので、今回の合憲判断は当然の事だろう。しかし、事の良しあしは別ではある。私自身の考えは法的には自由な選択制であって構わないと思う。しかし、この問題に限らず今の憲法は間尺に合わないことが多いのは事実だ。安倍政権の下での憲法改正には不安が残るが、適当な時期、安心・安定の時代に真剣に憲法改正の論議と手続きを進めることは大切なことだと思う。
 国会議員の定数問題は、経済環境の中で「議員も国民とともに痛みを」」との思いで民主党が主導して削減の空気を作ってきたが、論理的な根拠はほとんどなかったと思う。時代の風潮に流されての結論だった。共産党のみが一貫して削減反対の姿勢だったが本音はそんなにきれいごとだったとも思えないが。
 定数の問題、議員待遇の問題は学者や文化人、マスコミ人ばかりでなく議員経験者も含めて本格的議論をしていったらいいと思う。マスコミや評論家がいとも簡単に断じられるような単純な問題ではない。大衆におもねるような論陣は日本の将来を危うくする。立法府や行政府も含めた三権にある人々も含めて待遇、在り方についても1から議論し国民の理解と納得をえたらいい、というか得るべきだろう。その時代に差し掛かってきているのではないか。
 私見を率直に言わせて頂ければ、日本のような国は3権のトップレベルの人々にはその役職に見合った待遇を用意すべきだと思う。私はどの国であれ選民思想は誤りだと思うが、日本人の頭脳と技術力は客観的に見て世界の中で群を抜いているものがあると思う。したがってほっておいても民間の力は世界で十分伍していけるのは間違いない。あとは国を適切に掌理していく3権をしっかりさせておくことが大切なのではないか。それには多少のコストを覚悟してでも彼ら、彼女らに、能力に見合った環境を提供すべきだと思う。



2015.12.17|政治・経済等

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