山根りゅうじ|川越市政をガラッと変える市民の党|元参議院議員 元外務副大臣


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前参議院山根りゅうじメルマガ[Vol.12]

 沢木耕太郎の“流星ひとつ”を読んだ。もう34年前の藤圭子へのロングインタビュウを纏めたものだ。ちょうど引退を発表して間もないころの取材で、どうして引退しなければならなかったのか、これを読んでよく理解できたが、当時の報道では何が何だか訳が分からなかったのを憶えている。具体的には喉の手術をしてしまい澄んだ声がでるようになったが、以前のかすれた声がでなくなってしまいもう、自分は藤圭子ではなくなってしまったことで引退をせざるを得なくなってしまったとのことであった。素直に頷ける理由だった。また芸能界の眉根をよせるような出来事も書かれていて、野次馬的な感覚からは興味をそそられるような内容も記録されている。
 幼少年期における両親の不和、貧困、家庭内暴力、盲目という母親のハンディ等々があのどこか蕭条とした彼女の空気を作ってきたのだろう。沢木氏への信頼、人間的魅力があってのことだろうが、率直に自分を曝け出している藤圭子と言う人の魅力が溢れんばかりにこのインタビュウには出ている。
お師匠さん、大恩人ともいうべき作詞作曲家の 沢井氏こと、石坂まさおさんのことも思いやりを持って率直に語っている。、私自身、個人的に2度、いっしょに石坂さんと飲んだことがあるが、その時に受けた印象は、正に彼女が語ったとうりの人物だった気がする。
 もうかなわぬ事だが、1度、藤圭子と言う人と酒を飲んでみたかった。



2014.02.17|徒然に

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